こんにちは!
「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナー
比嘉一雄(ひがかずお)です‼
3月29日、肉の日に中目黒の「深山」というところで
チャリティー焼肉という催しに参加してきました。
チャリティー焼肉ってなんだ?って感じでしたがすごく楽しかったです^^
その日はサッカーの日本代表 vs Jリーグ代表があっていました。
まさしく「Jリーグそのもの」である三浦和良(44)のゴールは
日本中を震撼させました。
あれは久々にスポーツに痺れました。いや震えました。
今回は脂肪と脂肪細胞について第二弾です。
脂肪細胞のサイズが大きくなると何がいけないの?
っていうか、脂肪が多いと何が悪いの?
という疑問を持った方も多いかと思います。
前回のコラムにも書いた通り、サイズがある程度大きくなると、
次は細胞の数を大きくするというシグナル経路が
活性化してくるというのもありますが、それ以外にも、
直接的にサイズが大きくなることによる弊害というものもあります。
肥大化した脂肪細胞は低酸素状態になり、活性酸素が増加します。
その結果、TNF-αやIL-6などの炎症性のサイトカインが増加し、
アディポネクチンなどの抗炎症系のサイトカインが減少するなど
アディポサイトカインの産生が乱れる。
それだけでなく、低酸素状態+活性酸素が増加によって脂肪細胞内の小胞体のストレスが増大し、
JNKが活性化し、インスリンシグナルが抑制されるのです。
難しい言葉がたくさん出てきましたが、全く覚える必要は無いです。
要は脂肪細胞のサイズが肥大すると、
脂肪がどんどんと貯まりやすくなるような悪循環が起こってしまうのです。
しかし、肥満の方でもカロリー制限をすることによって、
脂肪を分解方向に働くアディポネクチンの分泌が活性する
ことが知られているので、安心してください。
カロリーを制限し、摂取カロリー<消費カロリーにさえすれば必ず脂肪量は減るのです。
脂肪を減らすこと=きれいになるとは言えませんが…
きれいになるためには、しっかりした筋肉によってプロポーションを作らないといけません。
【今日の一句】
カズ一番 サイズもやっぱり 大事だよ