Blog

ダイエット

高血圧の対策

比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

こんにちは!

「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナー
比嘉一雄(ひがかずお)です!

前回は、高血圧のメカニズムについて簡単に書かせていただきました!
今回は高血圧の対策について書かせていただきたいと思います。

高血圧への対策

1.減塩

まず、はじめは「塩分を減らす」ことです。
日本の一日の平均塩消費量は12.2gと世界一です。
最近の報告では、減塩1g/日ごとに収縮期血圧が約1mmHg減少するとの報告もあります。
「塩分ってどうやって測るの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
食品の成分表には塩分なんて書いてないですよね。
塩分は成分表には「ナトリウム」と表示されています。
ナトリウムの量を塩分に換算するには、ナトリウムに2.54を掛けてあげると
塩分の量になります。

注意していただきたいのは、「体内の水分を減らせばいいのか」
と水の量を減らさすのは危険ですので、やめておいてください。
ナトリウムのある状態で、水分の摂取を制限すると血液の濃度が上がってしまい、
いわゆる「ドロドロ血液」になってしまいます。
ですので、水はしっかり摂取しながら、少しずつ薄味を心がけながら、
体内に保有できる水の量の上限を低くしていきましょう。

2.汗をかく

運動やサウナによって汗をかくことも、体内の塩分を抜くにはいいでしょう。
上記の理由から、運動中、サウナに入るときはしっかり水分をとりましょう。
体内の塩分濃度を下げてあげるのです。

3.カリウム、マグネシウムを摂取する

ネパールのコテン村を対象にした、疫学調査より
カリウムやマグネシウムを摂取することによって高血圧症になる確率を防ぐ
という報告がありました。
これは、ナトリウムとは逆に、
カリウムやマグネシウムは体水分量を減少させる作用があるためだと考えられています。

4.アルコール制限(節酒)

一過的なアルコールの摂取はアルコールの血管拡張作用により降圧しますが、
飲酒習慣は血圧を上昇させます。
日常的な飲酒は10歳の加齢に相当する血圧値を示すという報告があり、
さらにアルコールの摂取量と高血圧リスクは統計的にはほぼ比例するという報告があるほど、
お酒は血圧を上げてしまいます。

最後に豆知識!
濃口醤油よりも、薄口醤油のほうが塩分は高いので名前に惑わされないように!

【今日の一句】
このご飯 失敗じゃないよ うすくちよ!

オムロン 上腕式デジタル自動血圧計 HEM7051
オムロン
売り上げランキング: 298

プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
荒川 裕志
ナツメ社
売り上げランキング: 9,953

関連記事