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高血圧のメカニズム


こんにちは!
「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナー
比嘉一雄(ひがかずお)です‼

もうすぐサッカーワールドカップですね!
日本の躍進に期待したいですね。

さて今回のテーマなんですが、「高血圧」です。

高血圧ってなに?

高血圧ってよく聞きますが、どういうものか知ってますか?
聞いたことあるけど、その内容はあまり知らないことってよくありますよね。
「金太郎」や「さるカニ合戦」みたいに詳しい話の内容は知らないみたいな感じで…。
あっ、話が逸れそうになりました(笑)。

まず、「血圧」とはなんでしょう?
血圧とは、心臓から送りだされた血液が血管に与える圧力のことをいいます。
血圧には心臓が縮んで血管に圧力がかかるときの収縮期血圧(最高血圧)、心臓が拡張して圧力が低くなるときの拡張期血圧(最低血圧)の2種類があります。
よく、「上の値、下の値」とか言われますよね。

高血圧とは、収縮期血圧が140mmHg、拡張期血圧が90mmHg、
どちらかでも基準値を持続的に超えるものです。
※一時的なものは高血圧とはいわれません。

高血圧は「サイレント・キラー=沈黙の殺人者」と呼ばれ、
自覚症状はありませんが、慢性化すれば血管に大きなダメージを与え、
動脈硬化を招き、心臓病や脳卒中、臓器不全などの
合併症を引き起こす非常に怖い病気です。

年齢とともに血圧は上がる傾向にあり、
現在日本では、潜在的な人を含めると実に4,000万人
高血圧であるといわれています。

高血圧のメカニズム

では、どのようにして高血圧は引き起こされるのでしょうか。
高血圧には遺伝的要因と環境要因とがありますが、
遺伝的要因は言われているほど少ないと考えられています。
(江戸時代から高血圧症の人口が400倍に増えていることを遺伝的要因では説明できないため)
なので、誰しもが関係のある病気の一つなのです。
よく病院なんかでは「高血圧の人は塩分を減らしましょう」といわれます。
それは、塩(NaCl)に含まれる、ナトリウム(Na)が問題だからなんです。

ナトリウムというのは、体内で水分を保有しなければ存在できません。
塩辛いもの、味の濃いものを食べると、喉が渇きますよね。
あれは、体内にナトリウムを保持するために、身体が水分を欲しているのです。
それにより、体内に多くの水分を保有することになるのです。
体内の水分が増加すると、必然的に血液の量も増えていくので、
心臓は一度の収縮でより多くの血液を全身に届ける必要がでてきます。
ですから、心臓はより強く収縮する必要がでるため、血圧が大きくなるのです。

【今日の一句】

血圧も 消費税も また上がる
汗をかくまで 働くしかないな

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