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筋肥大に年齢は関係ある?

筋肥大に年齢は関係ある?

CALADA LAB.代表
「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナーの比嘉一雄(ひがかずお)
です。

「筋サイズに年齢は関係あるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。結論からいいますと、関係あるのはある!しかしトレーニングである程度吹き飛ばせる!と言ったところでしょうか。

筋生理学的にいうと、ある年齢を過ぎたあたりから加齢により筋肉は減少していきます。
これを「サルコペニア」といいます。
しかし、このサルコペニアの影響はトレーニングをすることによって予防・改善できるようです。

一般的には、不活動が主な原因で30歳くらいから筋肉量は毎年1%ずつ減少していき、
50歳を過ぎたあたりから不活動に加え、加齢現象として筋肉量の減少が加速し、毎年2%ずつ減少していくという風に言われています。

 しかし、2010年、アーノルド・シュワルツェネッガーとシルヴェスター・スタローンが共演して話題になった映画『エクスペンダブル』で両雄が見せたように、60歳を超えても素晴らく強靭でしなやかな肉体を作り上げることは可能なのです。
日本でも2005.07-09年のボディ・ビル全日本選手権で圧倒し続けた合戸孝二はなんと当時50歳。52歳になる今年もまだまだ2位と第一線で輝いています。トレーニングをしっかりしていれば、筋肉は素敵に年を重ねることができるのです。本当に筋肉って愛おしいですね。

これらは実験でも実証されていて、70歳前後のトレーニングを行っている人、スイミングを行っている人、ランニングを行っている人の筋肉の機能を調べたところ、トレーニングを行っている人は、その他の群よりも、筋力、筋サイズ、単位横断面積当たりの筋力(主に神経系)、筋収縮速度のいずれも高値を示したのです(Kiltgaard et al.1990)。

高齢者と若齢者でトレーニング効果は変わらない!

「年を重ねると若い人に比べて、トレーニングの効果って低くなるのでしょうか?」
これは、よく現場で聞かれる質問です。そこで、こんな嬉しい研究報告がありますのでご紹介いたします。

結論から言いますと、高齢者も若齢者と変わらないトレーニング効果を得ることができるというものです。

Hakkinen らは1998年、平均29歳の若年男性と平均61歳の高齢男性に10週間の筋力トレーニングを行いその効果を比較しました。その結果、筋力、筋サイズともに高齢者も若齢男性と同程度向上したというものでした。

さらに筋肉は何歳になっても大きくなると考えられます。現在、研究によって示されたもので90歳を過ぎても筋肥大することが確認されています(2011年現在)です。いくつになってもトレーニングすれば筋肉は大きくなってくれるのですね。驚くべき筋肉の適応能力。

【今日の一句】
いつまでも 大きくなってね マイプレシャス

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