4.全く別の部位の筋肉でサポートする。
第5回「1人でできるもん!」は、前回に引き続き、1人でもしっかりと筋肉を追い込んでいけるトレーニング方法を紹介していきたいと思います。
5つ中の4番目は「全く別の部位の筋肉でサポートする。」です。サポートするという意味では前回の「片側から両側にシフトする。」と似ているのですが、この方法は片側種目でなくてもできる!という点と、ターゲットの部位と全く異なる部位によってサポートするという点で、3番目の「片側から両側にシフトする。」とは異なります。
チンニング(懸垂)で説明してみましょう。
チンニングにおいて、体が持ち上がらなくなったとき、サイドのバーや台などを利用し、チンニングに使用しない脚の力を用いて「CON完遂フォーム(体が持ち上がった状態)」にまで体を持っていきます。そしてバーや台から脚を離し、ゆっくりと体を下ろしていきます。
チンニング
手前味噌ですが、この方法はチンニングが全くできない方でも、バシっ!と背中に効かせる事ができるので、とても良い方法だと思います。これを続けていく事で、ほとんどの方がチンニングができる様になります。私のクライアントさんの中には、この方法で女性にも関わらずチンニングができる様になりました。
この方法が有効な種目は、「レッグプレス(腕でサポート)」「ケーブルローイング( 脊柱起立筋でサポート )」などでしょう。
レッグプレス
今日の一句
1人でも 2人でもね できないよ
みんなの力 貸してほしまし