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エクササイズ

腕立て(プッシュアップ)の負荷

男性でしたら「逞しい胸板」をつくり、
女性でしたら「バストアップ」を実現してくれる
腕立て伏せ。

ちょっと格好つけるとプッシュアップ。

よくセッションでベンチプレスやプッシュアップを行っている際に、
「これは腕立てと違うんですか?」
ということを聞かれることがあります。

答えは
色々な細かい違いはありますが、
しっかりとしたフォームで行えば、どれも同じです。

フォームや、その姿勢が違えど、細胞に対する相対的な負荷が同じであれば、
その効果は同じなのです。

ヨガもピラティスも何もかも、外側の見た目は違えど、
細胞レベルでものを見れると、
その相対的な負荷さえ一致していればその効果は同じなのです。

ただ、安定したフォームで、最も簡単に負荷を与えることができる
それがベーシックなレジスタンストレーニング(筋トレ)ですので、
私はそれを採用しているのです。

さて、効果は同じといえども、プッシュアップには色々なやり方があります。

今日はそのやり方によって、どのように負荷が変わっていくかをご紹介いたします。

2011年、アメリカのウィスコンシンパークサイド大学のEbbenらは、
様々なフォーム(手や足の垂直の高さ)でのプッシュアップでの負荷を
キネティックアナリシスで明らかにしました。

30cmと60cmのボックスに、手や足をおいて腕立てをした時に胸(大胸筋周辺)にかかる、
負荷を測定したのです。

その結果を羅列させていただきます。

60cmのボックスに手を置いてプッシュアップを行うと、
胸周辺の筋肉に体重の40%の負荷(40%BW:Body Weight)がかかる

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膝をついた腕立て-50%BW

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30cmボックスに手-55%BW

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ノーマル-65%BW

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30cmボックスに足-70%BW

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60cmボックスに足-75%BW

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この研究から言えることは、
体重70kgの人が30cmボックスに足を乗せて腕立てをすると
50kgのベンチプレスをしているのと大差ないことです。

ある程度までは、ジムに行かなくてもしっかりとしたエクササイズはできるのです!

逆に言うと、ある程度まで行くとジムに行く必要が出てくるんですけどね。

その時は、お待ちしております!

【今日の一句】
ベーシック 一番効くから ベーシック

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