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ダイエット

甘い考え

以前のブログで、トレーニング後は甘いものを食べてもいいということを書いたのですが

「コーヒーには砂糖、ミルクを入れてもいいですか?」
「シュークリームやケーキを食べてもいいのですか?」

という質問をいただいていたので、ブログに書かせていただきます。

残念ながら、答えは「NO」です。

甘いもの食べていいといっても、やはり洋菓子のように脂肪分が多い

食べ物だと脂肪がついてしまいます。

簡単に「なぜ、トレーニング後は甘いものを食べてもいいか」
を説明しますと。

激しい運動を行うと、筋肉の細胞の中のエネルギー源である糖質が
枯渇状態に陥ります。

体も「いち早く、筋肉細胞にエネルギーを供給せねば」という状態
になります。

そこで、甘いもの(糖質)を摂取すると、インスリンの作用によって

普段なら筋肉と脂肪、両方に取り込まれるはずの

糖質、アミノ酸が、優先的に筋肉に取り込まれるということです。

しかし、筋肉は脂肪をエネルギーとして使用するには、
非常に複雑で多くの作業が必要になり、時間を有します。

ですので、糖質を優先的に取り込み、余ってしまった脂質は、
脂肪細胞に取り込まれてしまいまうのです。

さらに悪いことに、糖質と脂質の組み合わせは、脂質単独よりも
脂肪細胞により多くの脂肪を蓄えてしまうことが研究によって明らかになっています。

<実験>
500kcalのバターのみ、500kcalのバターand砂糖の混合物を、3ヶ月間、寝る前に摂取する

という実験の結果、

「バターのみ」のグループよりも、「糖・脂質混合物」を摂取した方がかなり

脂肪が増加したというものでした。


ダイエット、単純ですが奥深いですねぇ。

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