こんにちは!
「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナー
比嘉一雄(ひがかずお)です!
今回はダイエットなどをはじめる上で、超超基礎的なことを書かせていただきます。
トレーニング有段者のみなさんは
「今更こんなこと・・・」
「あいつは終わった・・・」
そう思って、次のブログや日記に移って構いません^^
ほとんど多くのダイエッターの方は、体重計の体重や体脂肪を指標にしているかと思います。
しかし、この体重、一日の様々な場面で変化します。
食事の前後、トイレの前後、運動の前後・・・
当たり前ですが…
大切なのは、日によっての条件を揃えることです。
最も信頼できる条件は
「朝起きてトイレに行った後」です。
このときは、毎日、体重も体脂肪も条件を揃えることが出来ます。
あと、気をつけなければいけないのは、体脂肪率です。
パーソナルトレーナーのなかには、「大事なのは体重じゃなくて体脂肪率ですよ。」という人がいます。
決して間違っているわけではないのですが、
現在の市販の体重計の手法(インピーダンス法)では信頼できるほどの体脂肪率を計ることは難しいのです。
インピーダンス法というのは電気をからだに通して、水分と脂肪の電気の通りやすさの違いを利用して
その割合を推定する方法です。
「運動したら体脂肪率が3%も落ちたわ」とか
「ホットヨガをしたら体重が1kg落ちて体脂肪が5%も落ちた」
とか色々聞きますが、それは実際の効果ではありません。
体脂肪が5%ということは、50kgで体脂肪25%としてそれが49kg体脂肪22%になったと仮定すると、体脂
肪が1.72kg減少して筋肉が0.72kg増加したということになります。
1.72kgの脂肪を燃焼するためには、全て脂質で動いたとしても約12000kcal(1.72*7*1000)を燃焼しなければなりません。
しかも筋肉も増加。
これが本当なら、一日10時間はホットヨガをやるべきでしょう。
では、なぜそんなことが起こるのか。
前者はきっと、運動による水分の補給によって体の水分率が上がり体脂肪が低下したのだと思います。
後者は、水分量は減少したのですが、その問題というよりも、体の熱、体温が上昇したからでしょう。電気は熱があるほど伝導しやすくなりますからね。
結局何が言いたいかと申しますと、一日のうちに何度も体重計に乗ることはほとんど意味がないので、
できるだけ一定の条件のもとで計り、それを比較していきましょうということです。
みなさん、頑張りましょう!