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脂肪の「分解」「運搬」「燃焼」のメカニズム(1)

ボディメイクの目的は、多くの場合、体脂肪の減少だと思います。体脂肪を減らすためには、体脂肪を「分解」しなければなりません。

今日はその体脂肪の「分解」のメカニズムを書かせていただきます。

ほんのちょっとだけ、難しい話をしますが、知っているのと知らないのとでは、運動や食事に対するモチベーションが全く違ってきますのでぜひ頑張って読んでみてください


最後に簡単なまとめをしているので、そこだけの知識でも十分かもしれません^^



体脂肪、すなわち中性脂肪は英語で「トリグリセリド」と呼ばれます。
ある一定以上の運動をすると、脳からアドレナリンやノルアドレナリン、成長ホルモン、テストステロンなどが分泌されます。

それらのホルモンが活性化すると、 白色脂肪細胞の細胞膜にある「βアドレナリン受容体」が活性化します。



すると、細胞膜の内表面に存在するアデニル酸シクラーゼ(AC)という酵素が活性し、ATPを元にcAMPを合成します。
このcAMPが活性化されると、cAMP依存性のプロテインキナーゼが活性化します。

このプロテインキナーゼが、脂肪を分解する「ホルモン感受性リパーゼ」という酵素を活性するのです。


こうしてホルモン感受性リパーゼが活性化すると、トリグリセリドは分解され「遊離脂肪酸」と「グリセロール」に分解されます。


ちなみに食事制限により、脂肪が分解されるのは、空腹時に分泌されるホルモンである「グルカゴン」によりホルモン感受性リパーゼが活性化するからです。

しかし、グルカゴンは肝臓において糖新生を促すので、結果的に筋肉量の低下を引き起こしてしまいます。
食事によるダイエットがリバウンドするメカニズムの一つですね。