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なぜ激しい運動をしたら吐き気がするのか?(1)

激しい運動激しいエクササイズ、特に、スプリント走を繰り返したり、スクワットやレッグプレスなどの下半身の大きい筋群を 使うようなエクササイズをすることによって、吐き気を催したり、それを我慢できなくて吐いてしまったりということ、確かにあります。

それはなぜなのでしょうか?

皆さんもご存じの通り、人の身体には血液が巡っています。
身体の隅々にまで血管が張り巡らされ、身体のどの部分をピンで刺しても出血します。


しかし、この血流は全身に常に一定に供給されているわけではないのです。

運動をしたり、怒ったり、興奮状態にあるときは、交感神経の働きによって、より栄養素を効率よく運搬するために筋肉への血流量を増加させます。


逆に、リラックス状態や食事の後などは、副交感神経が働き、内臓への血流を増やし消化吸収を効率よく行えるようになります。
ちなみにこの副交感神経のせいで、食後は眠くなるのです。

さて、「なぜ激しいエクササイズをすると吐き気を催してしまうか」なのですが、この血液の流れが深く関与しているんです。


上記の通り、エクササイズをすると筋肉への血流が増加します。そのエクササイズが激しければ激しいほど、筋肉への栄養素の需要が高まります。

そうすれば、全身の血液量は限られていますので、その血液はそのエクササイズを行っている筋肉の部位へ集中してしまいます。
そうなると、交感神経の働きもあり、内臓への血液量が激減してしまい、消化機能が著しく低下します。



それによって消化不良が発生してしまい、身体は恒常性を保つため内臓(胃腸)にある食物を外へ出そうとし、吐き気となるのです。
ですから、食後時間が経っていない状態や、トンカツやカレーなどの消化の悪いものを食べた後は吐き気の発生確率がぐんと高まります。

では、なぜベンチプレスや懸垂などの上半身トレーニングよりも、スプリントやスクワットなどの下肢のトレーニングの方が 嘔吐してしまうのでしょうか?

理由はなぜ激しい運動をしたら吐き気がするのか?(2)で書かせて頂きます