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肩こりのカギは肩甲骨

肩こりとは?
『肩こり』は厚生労働省の平成22年国民生活基礎調査の概況で、女性の13.0%と最も多くの人が、男性では6.0%と腰痛に次いで2番目に多くの人が症状を自覚している、国民病と言ってもよい症状です。
中には頭痛や吐き気まで引き起こすことがある『肩こり』、直前に国民病と書きましたが、正確には病名ではありません。
後頭部から首、肩、肩甲骨にかけての痛み、不快感、違和感の総称で、もし病名をつけるとしたら『頸肩腕症候群』でしょうか。
この肩こりの痛みや不快感、違和感の原因は筋肉の緊張が中心なので、症状の改善や予防には筋肉を過剰に働かせないことがポイントになります。

肩の解剖学的特徴
肩と呼ばれる部分は肩甲骨と腕(上腕骨)で出来ていています。
肩甲骨は鎖骨と関節を作って体幹に繋がっています。
つまり、肩が体に骨で繋がっているのは細い鎖骨だけで、基本的には筋肉によって肩甲骨が吊り下げられている状態になっています。
肩と腕は片側で、体重の約7%の重さがあるといわれています。
首、肩、肩甲骨の筋肉はそれだけの重さの物を常に支えているので、上手くリラックスさせてあげないと過剰に緊張して肩こりに繋がってしまいます。

上手な肩の使い方
バンザイをする時、腕が180°動いている様に見えますが、実はその1/3程は肩甲骨が動くことで担っています。
バンザイだけに限らず、肩の運動は腕だけでなく、肩甲骨が連動して動くことで成り立ちます。
しかし、デスクワークや細かい作業を行う時は、器用な手先を動かす為に、首、肩、肩甲骨の筋肉を緊張させて肩甲骨の動きを止めがちになります。
このままでは、肩こりに繋がってしまうので、意識的に肩甲骨を動かす様に意識してみましょう。
肩甲骨の動きを意識しづらい場合は、水泳の時の動きをイメージすると分かりやすいかもしれません。
現代人の多くは体全体を動かすということが少なく、知らず知らずのうちに体の特定の部分に負担をかけてしまっています。
一部分だけを動かすのではなく、全体が連動しているということ意識し、自分の身体の動きに気づけるように、身体のセンサーを磨いてみましょう。